新標準日本語高級:第十一課 エネルギー
會話
ハイブリッドカー
上海。森家では、先月日本製のハイブリッドカーを購入したばかり。ある日曜日。森健太郎は取り引き先の支社長である鈴木とゴルフに出かける。早速、新車に乗って鈴木を迎えに行くと…。
(マンションの前で、森の到著を待っていた鈴木。車に乗り込んできて)
鈴木:森さん、おはようございます。すみませんねえ、迎えに來ていただいて。
健太郎:いいえ。ちょうど通り道ですし、気にしないでください。
鈴木:森さん、これ新車でしょう?いいですねえ。
健太郎:いやあ、やっと買ったんですよ。こっちに來てから、車買おうか、ずっと迷ってたんですけど…。
鈴木:そうですか。運転は?怖くないですか。
健太郎:初めは怖かったですね。中國は右側通行でしょう。日本と反対だから、感覚をつかむまで大変でした。
鈴木:なるほど。奧さんは?運転されるんですか。
健太郎:いやあ、免許は持ってるんですけどね。怖くてとても運転できないって言ってますよ。
鈴木:そうですよねえ。
(しばらくして)
鈴木:この車って、ハイブリッドですよね。それにしても靜かだなあ。エンジンがかかってるなんて信じられない。
健太郎:そうでしょう。わたしも初めびっくりしました。
鈴木:ハイブリッドって、電気とガソリンの両方を使って走ってるんでしょう。
健太郎:ええ。最近は、電気だけで走る車も増えてるみたいですけどね。
鈴木:そう言えば、この間、北京に行ったんですけどね、その時に乗ったパスが電気自動車でしたよ。
健太郎:そうですか。中國でも電気自動車は注目されてるんですね。
鈴木:ええ。環境問題は、社會全體で取り組んでいかなきゃいけない大きな問題
ですからね。
新出語彙1
ハイブリッドカー [名] 雙動力汽車
のりこむ(乗り込む) [動1自] 坐進、乘坐;開進
とおりみち(通り道) [名] 順路、經過的道路;通道
つうこう(通行) [名·サ變自] 通行、通過
ハイブリッド [名] 雙動力
でんきじどうしゃ(電気自動車) [名] 電動汽車
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