新標準日本語高級:第十八課 醫療
會話
望の発熱
東京。ある朝、秀麗が會社へ出かける準備をしていると、望がもたもたと朝食をとっている。秀麗が望のいつもと違う様子に気づく。
秀麗:望、早く食べて。お母さん、もう出るから。
望:…うん。
秀麗:望、どうしたの。お腹でも痛いの。
望:お母さん、頭が痛いよう。
秀麗:えっ!もしかして…、お熱?
(熱を測ると、38度を超えている。秀麗は慌てて學校に電話する。事務員が出て、その後、擔任へ電話が回る)
教師:お電話代わりました。2組擔任の小川です。
秀麗:あの、もしもし。佐藤望の母親です。子供が38度5分の熱があって、今日は學校を休ませていただきたいのですが…。
教師:えっ!そうですか。分かりました。どうかお大事になさってくださいね。実は、最近學校でインフルエンザがはやっているんですよ。一度、病院で診てもらってから、またご連絡いただけませんか。
秀麗:はい。分かりました。
(お晝。病院に行った後、再度學校の擔任に連絡する)
秀麗:佐藤望の母親です。先ほどはどうも…。
教師:あっ、こんにちは。それで、お母さん、いかがでしたか。
秀麗:病院に行ったんですが、風邪と診斷されました。
教師:そうでしたか。それじゃあ、元気になったら登校できますね。
秀麗:ええ。あの…、もしかして、インフルエンサの場合は違うんですか。
教師:うちの學校では、インフルエンザの場合、完全に治ってお醫者さんの許可を得てからでないと登校できないんですよ。
秀麗:そうだったんですか。
教師:ただ、風邪でも油斷は禁物ですよ。お勉強のほうは心配いりませんから、ちゃんと治してから登校するようにしてくださいね。
秀麗:はい。分かりました。
教師:お大事になさってください。
秀麗:どうもありがとうございます。
新出語彙1
はつねつ(発熱) [名·サ変自] 發燒、發熱
もたもた [副] 慢騰騰、慢吞吞
じむいん(事務員) [名] 辦公人員
たんにん(擔任) [名·サ変他] 班主任;擔任、擔當
とうこうする(登?!?[名·サ変自] 上學
きんもつ(禁物) [名] 嚴禁、忌諱
~度(ど)~分(ぶ) ~度~
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